【2024年2月版】
春から一人暮らしの新大学生や新社会人にはどんな光回線がおすすめなのか?
マンションやアパートでインターネットを使うためにチェックすべきポイントなど、
気になる方に向けて記事を書いてみました。
目次
一人暮らしの場合は住む場所によって使える光回線が決まってくる
結論を先に言うと、一人暮らしの場合はマンションやアパートに住む方が多いと思うので、住む物件によって「選べる光回線が決まってくる」ということが挙げられます。
住まいの場所が提供エリアになっているかどうか、という点と合わせて、マンションなどの集合住宅では「その物件に光回線の設備が入っているのか、入っているならどんなタイプか」を調べる必要があります。
一人暮らしの方がマンションで光回線を使いたい場合、以下の点をチェックしてください。
①マンションにインターネット(Wi-Fi)の設備が入っているか
②入っているなら光回線または光ファイバー対応か
③入っていないなら光回線の工事は可能か
①マンションにインターネット(Wi-Fi)の設備が入っているか
一口にインターネット設備と言っても、「インターネット完備」か、それとも「インターネット対応」かという違いがあります。
「インターネット完備」・・そもそもマンションにインターネット回線が完備されている場合
この場合は「インターネット無料物件」などとうたわれていることが多く、入居してすぐにインターネットが使えるようになる物件ですが、あまり速い回線とは言えないようです。
通信速度が遅くてもいいなら無料で使えるけれど、速さを求めるなら自己負担分を出す必要がある、という感じですね。
「インターネット対応」・・建物の共用部分、または部屋まで回線が引かれている場合
この場合はインターネット回線が引かれているのが建物の共用部分までなのか、それとも部屋の中までなのかで工事の有無が変わってきます。
・建物の共有部分まで引かれている場合 ⇒工事が必要
・部屋の中まで引かれている場合 ⇒工事は必要ないか、あっても簡易的な工事
上のような光コンセントと呼ばれるものがあれば、部屋の中まで回線が引かれています。
ただし、「共有部分まで」「部屋の中まで」どちらの場合も、インターネットを使うためには自分でインターネット回線とプロバイダを契約する必要があります。
②マンションにインターネット設備が入っているなら、それはどんな回線か
マンションにインターネットが入っている場合、ざっくり分けると「フレッツ光」か、「フレッツ光以外」かで選べる回線が違ってきます。
フレッツ光とJ:COM、二つの回線が引かれていたマンションに入居した筆者の体験
筆者の過去の体験ですが、マンションに入居してすぐに、不動産屋さんと提携している業者から「フレッツ光と提携してるから使えるようにしときますね~」と電話がかかってきました。
これは【インターネット対応】物件で、部屋に光コンセントが入っている状態ですね。
さらにその後、J:COMの業者からも「お引越しはいつですか?」と電話がかかってきました。
調べてみると、この物件には「J:COM In My Room」というジェイコムのケーブルテレビ回線が入っていることがわかりました。
こちらは【インターネット完備】で、無料でインターネットが使える状態ですね。
つまり、このマンションにはフレッツ光とJ:COM、両方の回線が引かれていたという訳です。
ただ、筆者は光コラボの回線にしたかったので、フレッツ光も無料のJ:COMも使わず、マンションの管理業者に確認を取って別の光回線を自分で契約することにしました。
管理業者の返答は、『穴開け工事がないことを確認し、ないのであれば光コラボ回線と契約してもOK』とのことで、無事に別の光回線を使うことができました。
③マンションにインターネット設備が入っていないなら、光回線の工事は可能か
マンションにインターネット設備が導入されていない場合、インターネット回線の開通工事が必要になります。
工事には管理会社や大家さんの許可がいるため、勝手に工事をしないように注意しましょう。
許可が出れば工事をしてインターネットを使えますが、もし許可が下りなければ他の手段でインターネットを使えるようにしなければなりません。
光回線の選び方、じゃあどうすればいいの?
ここからは、「光コラボの回線を選ぶ場合」について書いていきます。
スマホのキャリアに合わせて選ぶ?
光コラボと言えばスマホのセット割がある回線が多いのですが、このセット割は、実は一人暮らしの場合はそれほどメリットは大きくありません。
というのも、各回線ともセット割を適用させるためには「光電話」というオプション加入が必要になるためです。(ドコモ光を除く)
セット割は一回線あたり1,100円程度~数百円程度の割引ですが、同じ回線を使っている家族がいればそれも割引にできます。
光電話のオプションは約550円程度ですから、差し引きして割引額が大きい場合は、スマホのキャリアに合わせた光回線を選ぶ方がお得になります。
逆にそんなに差額がない場合は、光回線を「スマホのキャリアに対応しているから」という理由で決める必要はないと思います。
工事がある場合は「開通前Wifiルーターレンタル」のある光回線にするという手も
光回線の工事は、引っ越しシーズンなどはとても込み合います。
引っ越しはしたものの、工事の日程がずっと先でインターネットが使えない…という事態を避けるためには、開通するまでのつなぎにポケットWifiなどを使うといいでしょう。
光回線の中には「開通前Wifiルーターレンタル」というサービスがあるものもあります。
工事がある場合は、そうした回線を選ぶのも一つの手かもしれません。
一人暮らしにおすすめの光コラボ回線
マンション住まいの一人暮らしという前提でいくと、総合的に見て以下の3つがおすすめとして挙げられます。
おすすめ順 | 回線名 | おすすめポイント |
---|---|---|
1位 | ドコモ光 | 提供範囲が広くv6プラスによる速度や安定性に定評がある |
2位 | SoftBank光 | 全国利用可能で乗り換えキャンペーンが非常に優れている |
3位 | BIGLOBE光 | v6対応で全体的にほどよい安定感がある |
おすすめ1位 ドコモ光
ドコモ光の評価 | |
---|---|
総合評価 | |
速さ | |
安さ | |
乗り換え | |
スマホ等割引 | docomo |
提供エリア | 全国 |
- docomoのスマホ・携帯・タブレットの割引にゆいいつ対応
- プロバイダをGMOトクトクBBにした場合の速度や安定性は高い
- 光コラボレーションの光回線
ドコモ光は回線速度や安定性が優れており、
docomoのスマホ・携帯・タブレットの割引に対応しているのがポイントです。
提供エリアが全国をカバーしているため、ほとんどの地域で利用できます。
また、プロバイダによっては高性能Wi-Fiルーターを無料でレンタル可能です。
おすすめ2位 SoftBank光
SoftBank光の評価 | |
---|---|
総合評価 | |
速さ | |
安さ | |
乗り換え | |
スマホ等割引 | SoftBank/Y!mobile |
提供エリア | 全国 |
- 乗り換え時の違約金等還元額が最大10万円で非常に高い
- 開通前Wifi無料レンタルなどキャンペーンが充実
- 回線の速度や安定性に関するユーザーの評価は割と高い
- 光コラボレーションの光回線
SoftBank光は乗り換えキャンペーンや各種キャンペーンが非常に優れた光回線です。
マンションタイプは最大速度1Gbpsで他の回線に比べて速く、乗り換え時は違約金等還元額が最大100,000円で高いです。
乗り換え時の違約金や機器工事費残債などが高額になってしまうという方におすすめです。
また、他社のスマホ・ケータイの解約違約金相当額割引や、開通前WiFiレンタルなどのキャンペーンも充実していて利用しやすいです。
おすすめ3位 BIGLOBE光
BIGLOBE光の評価 | |
---|---|
総合評価 | |
速さ | |
安さ | |
乗り換え | |
スマホ等割引 | au/UQ mobile |
提供エリア | 全国 |
- 費用の面は平均的
- ユーザーの通信品質評価は普通
- 光コラボレーションの光回線
BIGLOBE光は費用の面はまあまあ平均的な光回線です。
しかし速度や安定性に対するユーザーの口コミ評価は今一つだったため、3位としました。
光回線を申し込むなら「キャッシュバックのある代理店」から申し込むことをおすすめします。
代理店から申し込むと、公式ページや家電量販店等では貰えないような額のキャッシュバックが貰えて大変お得です。
ただし、キャッシュバック金額の多さで光回線や代理店を選ぶことはあまりおすすめしません。
代理店の中には、キャッシュバック金額は高いものの、受け取り方法が複雑だったり受け取り時期が半年以上先だったりして、結果的にもらい損ねてしまうことも実際にあるからです。
ですからキャッシュバック金額ではなく、受け取り手続きが簡単で確実に受け取れる、評判の良い有料代理店から申し込むことをおすすめします。